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ドイツとフランス

出張先のドイツからの発信です。

当社のヨーロッパ拠点はドイツのフランクフルトにあります。これは、ドイツでのビジネス展開を狙ったからではなく、当社の取引先がヨーロッパ各地(ハンガリー、ポーランド、フランス等)に広がっていることから交通の便の良い場所を選んだためです。フランクフルトはヨーロッパ最大のハブ空港で、ヨーロッパの大半の主要都市は2時間圏内です。静かで楽しみには乏しい街ですが、ビジネス的には良い選択だったと考えています。

さて、先日フランスのストラスブールに行く機会がありました。この街は独仏国境に面したアルザス地方の中心都市で、フランス風とドイツ風が混ざり合った不思議な雰囲気を持っています。歴史に詳しい方は良くご存知かと思いますが、アルザス・ロレーヌ地方は近代史に於いてドイツとフランスの勢力争いが繰り広げられた所です。フランス領になったりドイツ領になったり、目まぐるしく所属先(?)が変わりました。そもそも独仏の境界線は古代ローマ帝国がライン川を自国の防衛線としたことに端を発しますが、その後の長い歴史の中で極めて複雑な経緯を辿って来ました。故に、ヨーロッパの歴史は独仏の対立を軸に説明されることが多いにも関わらず、「どこからどこまでがドイツ(フランス)なのか?」というのは極めて難しい問題なのです。

何故このような話をするのかと申しますと、この両国の複雑な関係がヨーロッパ発展の原動力だったと考えるからです。ゲルマン系のドイツとラテン系のフランス、常に競争しているようでありながらどちらか一方だけが圧倒的に優位に立つ訳ではなく、お互いの良い所は認め合いながら切磋琢磨して行く…なかなか面白くてダイナミズムに溢れる関係ではないでしょうか?振り返って、我が国にそういう競争相手がいるのだろうか、という素朴な疑問にぶち当たります。そして、我が社にも、自分自身にも。「良き競争相手」の存在は誰にとっても「成長の源泉」なのではないか、などとドイツの地でつらつら思いを馳せる今日この頃です。
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SANSHO SHOJI

Author:SANSHO SHOJI
三昌商事の社長ブログ

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