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“Think Local, Act Global”

よく言われる言葉に、”Think Global, Act Local”というものがあります。直訳すると、「グローバル規模で考えて、現地に合わせて行動せよ」ということになりますでしょうか。更には、「地球環境を考慮して」という環境保全的な意味合いも含むようです。

さて、7/27(水)~8/2(火)の一週間をかけて、シンガポール~マレーシア~タイを訪問して来ました。現地拠点の重要取引先を訪問することが目的ですが、8/1(月)には東南アジア地区の統括役員、マレーシアとタイの現地拠点長、およびベトナム出向者が集まって「東南アジア会議」を開催し、東南アジア市場における今後の活動方針に関する討議を交わしました。

その中で私が提唱したのが、”Think Local, Act Global”です。一見すると”Think Global, Act Local”という世の中の流れに逆行しているように見えますが、この言葉の中にこそ当社の「強み」があるのではないか、というのが私の主張です。以下、もう少し詳しく説明します。

当社の海外拠点展開は、海外へ生産拠点を移した日系ユーザーに日本から部材を供給することから始まりました。つまり、「日系メーカーから仕入れて、日系ユーザーに販売する」という構図ですね。この構図は、日系メーカーが生産拠点を海外移管した後も、現地での物流という形で継続しています。

日系のメーカーやユーザーが成長を続けている時代はこの構図で当社も売上を伸ばしていましたが、激化する国際競争に日系メーカー/ユーザーが苦戦する中、当社も売上減を余儀なくされて来ました。そんな中でも売上を伸ばしているのが中国(上海、深セン)、韓国、台湾の東アジア拠点なのですが、いずれの拠点にも共通しているのが「メーカーまたはユーザーのどちらか一方が非日系であること」なのです。例えば、日系電線メーカーの製品を韓国系電池ユーザーに納入する、韓国系や中国系機械部品メーカーの製品を日系車載ユーザーに納入する等々、現地メーカーや現地ユーザーと密接な関係を構築し、これを世界展開しているビジネスが伸びているのです。まさに、”Think Local, Act Global”です。

一方、残念ながら東南アジア拠点の業績が伸び悩んでいるのは、未だに「日系メーカーから仕入れて、日系ユーザーに販売する」ビジネスが中心となっているからではないかと考えています。もちろん、現地メーカーの発掘には以前より力を注いで来ましたが、元々日系メーカーの進出が盛んだったこともあり、まだまだ道半ばだと言わざるを得ません。今後は東南アジア地区でも”Think Local, Act Global”を標榜して、地場企業との取組みを強化し、取引先各位のニーズを先取りして行くことを、東南アジア会議の場で出席者全員と確認しましたので、当社の活動にご期待下さい。
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SANSHO SHOJI

Author:SANSHO SHOJI
三昌商事の社長ブログ

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