FC2ブログ

トップの引き際

7/30付の社長ブログ「あれから15年…(エピソード1)」の後日談。

トップの座を降りることを頑なに拒否していたM氏を、2時間かけて説得しました。説得したというよりも、ありとあらゆる手法を駆使して強引に引き摺り下ろした、という方が正しいかもしれません。何れにせよ、とにもかくにも世代交代が進むこととなりました。その新しいトップの座に、「追放された組」の一人であった私が就かざるを得なくなったことは想定外でしたが…

ここでもう一度自分に問いかけてみます。「なぜそこまでトップの座に固執するのだろう?」。やはりそれは組織(及びそのメンバー)のためではなく、自分自身のためだとしか考えられません。M氏の場合は、最後まで自分自身の「名誉」「面子」にこだわりました。最初は「自分がやらないとこの組織は維持できない。しっかりした後任を育てるまでは自分が責任を持ってやる」と言っていましたが、最後には「健康上の理由で已むを得ず引退ということにして、無理を言ってあなたに後任を受けて貰ったことにするのであれば、自分の名に傷が付かないのでトップの座を降りてもよい」という話になりました。理由の如何を問わず、降りて頂くことが目的でしたので、この路線で手打ちをすることとしました。

翻って、自分は潔くトップの座を降りることが出来るのか、と考えてしまいました。「俺がいなきゃこの会社はダメだ」などと言い出して、最後の最後に老醜を晒すようなことになりはしまいか…そうならないつもりであるからこそこの社長ブログを書いている訳ですが、世の中に「絶対」はありません。引き際を誤らないために、常日頃からワンマン社長にならないように心がけ(私の経営方針は「トップダウン」ではなく「ボトムアップ」)、権限委譲を推し進め、次世代を育て上げることに注力しています。それでも最後に老醜を晒してトップの座から引き摺り下ろされるような事態になったら…あぁ、やだやだ。

プロフィール

SANSHO SHOJI

Author:SANSHO SHOJI
三昌商事の社長ブログ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR