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海外責任者会議(2012年度)

去る11/12-13に海外責任者会議を開催しました。この会議の主旨や概要に関しては昨年11/16付の社長ブログ「海外責任者会議」をご参照頂くとして、今回の会議のトピックスに関してのみ、ご報告致しましょう。

まず、国内営業部長・支店長・営業所長の出席を「任意」としました。今年度に入ってから社内会議の見直しを行っており、「会議は単なる報告の場ではない。積極的に討議に参加しないのであれば、出席する必要はない!」と口を酸っぱくして説き続けて来ました。とは言え、海外責任者会議に於いては国内メンバーがどうしても脇役にならざるを得ず、中には2日間全く発言をしない者も出て来ます。「討議に参加する意思のある者だけ出席すれば良い」ということで任意出席としたのですが、やはり一言も発することのない部長・支店長が居りまして…来年度はどうすべきか、思案中です。

次に、2日目の海外MD(=拠点長)発表時に、私の檄が飛び続けました(苦笑)。一人目は「案件が多いのは結構なことだが、総花的になり過ぎて、どの分野に注力しようとしているのかが分からない。あれもこれもと全てに手を出そうとするから、本当にやるべきことが疎かになる」と叱られ、二人目に対しては「説明が長い。どうしてもその拠点を残さなくてはならない積極的な理由が見付からない」と一刀両断。三人目は…キリが無いので、この辺りで止めておきましょう。

そして…個人的な後日談。1日目の懇親会の後、とあるプロジェクトでの認識のズレを調整するために、関係者を2軒目に誘いました。結果は、調整するというよりも日頃の不満を吐き出させることだけで終わってしまったのですが、そのストレスのせいか(?)翌日から私自身が胃炎に悩まされることとなりました。更には、翌日の夜の取引先接待で無理をしたことが祟り、その後に七転八倒することに…。以来、今日までの約1週間、アルコールを控えた節制生活を送っております。

来年度の会議がどうなるのか、今から楽しみです♪

東南アジア戦略を考える(その2)

去る10/30(火)、タイ、マレーシア、香港、日本から総勢9名がタイ・バンコクで一堂に会し、『東南アジア戦略会議』を開催しました。東南アジアでのビジネス展開状況のレビュー、今後注力すべき分野(業界、商品、地域)の再検討、東南アジアに於ける次期拠点展開、等々に就き、朝9時から夕方5時半まで熱い討議を繰り広げました。

10/18付の社長ブログで「今、世界で一番熱い市場は東南アジアである」と書き、この市場全体にスポットを当てて行くことの重要性について触れました。今回の会議はそういった認識の下、当社としての方向性を討議、決定するために開催されました。しかしながら、当社規模の会社では市場全てをカバーできる訳ではありません。「当社の持つ経営資源の中で、何を選んで、何を捨てるか」を冷静に見極めることが今回の会議の目的でもありました。

その結論は社内での回覧報告書を見て頂くしかありませんが、一番大切なのは「この市場に於いて当社が果たせる機能とは何か?」という視点です。単なる物流拠点なのか、新たな顧客を開拓するための営業拠点なのか、等々、当社が果たせる機能は様々です。その中で今当社が果たすべき機能を徹底的にレビューした結果は…やはり、社内の報告書を見て頂くしかないですね(笑)。

何れにせよ、東南アジア市場が熱い。そして、現在滞在中のインドネシアは本当に暑い(汗)。

東南アジア戦略を考える(その1)

「今、世界で一番熱い市場はどこか?」と聞かれたら、「それは東南アジアです」と即答するでしょう。それを裏付ける事実として、本日付の某全国紙で「日本企業が直接投資の軸足を中国以外のアジアにシフトしている。ASEAN向け投資は2012年4-6月に前年同期比4割増の3,800億円となり、中国(3,000億円)を上回った」と報道されています。

その背景には中国での賃金上昇や日中関係の冷え込み等があるのは皆さんご存知の通りですが、ここで欧米亜3大経済圏の比較をしてみたいと思います。GDPではNAFTA(17.2兆ドル)>EU(16.1兆ドル)>ASEAN(1.8兆ドル)、人口ではASEAN(5.9億人)>EU(5.0億人)>NAFTA(4.6億人)となっており、人口ではほぼ拮抗しているものの経済規模ではASEANはまだ一ケタ小さい経済圏でしかありません。しかしながら、これにBRICsの4ヶ国と日本を加えると様相が一変します。GDPではNAFTA+ブラジル(19.2兆ドル)>EU+ロシア(17.6兆ドル)>ASEAN+中国・インド・日本(13.4兆ドル)と差がかなり縮まり、人口ではASEAN+中国・インド・日本(32.5億人)>NAFTA+ブラジル(6.5億人)>EU+ロシア(6.4億人)とASEANとその周辺国が巨大な人口(=マーケット)を抱えている事実が浮き彫りになります。しかも、高齢化が進んだ日米欧(更には中国も高齢化の道を歩みつつあります)と違い、ASEANは若年層が厚く、将来的な労働力・購買層の予備軍が多い、という強みを持っているのです。この成長市場を見逃す手はありません。

このブログは出張先のタイ・バンコクで執筆しています。当社大手仕入先メーカーの特約販売店会に参加しているのですが、今日は工場視察と総会がありました。その席上で、このメーカーの担当者がタイの現況報告をした際の言葉が印象的でした;

『タイは「微笑みの国」と言われていますが、タイ人は本当に親切です。人間関係を大切にする価値観が日本人に似ており、日本人との親和性の高い国です。更には、インフラも整備されていることから、新たな投資先としての魅力は十分です。既に相当数の日系企業がタイに進出していますが、「タイの次はタイ」と言っても過言ではないと思います』

今回はタイ一辺倒の締め括りになってしまいましたが、我々としてはタイ1ヶ国ではなく、東南アジア全体にスポットを当てて行かなくてはなりません。再来週当社の東南アジア関係者がバンコクに集まって「東南アジア戦略会議」を開催する予定になっています。この模様も「東南アジア戦略を考える(その2)」として別途ご報告したいと思います。

会社説明会

去る9/10-11に東京支社で、9/13-14に大阪本社で、2013年度新卒採用者を対象とした会社説明会を開催しました。なるべく多くの学生に来て頂くために全8回の説明会を開催したことが功を奏し、残暑厳しい中を合計280名近い新卒予定者が足を運んで下さいました。有難うございました。

会社説明会には私も出席して、なるべく多くの質問に答えるようにしています。質疑応答に費やされる時間は、短くても1時間半、長い場合は2時間近くにも及びます。まぁ、喋り好きの私が長々と語り続けているから、という声もありますが…(苦笑)。そんな中で、特に学生の皆さんに(社員の皆さんにも!)理解しておいて頂きたい質疑応答を2点ほどピックアップしておきたいと思います。

Q: 三昌商事の求める人物像、営業パーソンに求められる資質とは何でしょうか?
A: 基本的に必要とされる資質は「コミュニケーション能力」だと考えます。これは単に言葉で相手を説得するということではなく、如何に相手の意図を汲み取り、如何に自分の意思を相手に理解して貰うか、という幅広い能力を指します。
商社に求められる基本的な機能はメーカー、ユーザー、その他関係者の全てを繋げる「コーディネーター役」です。この役に求められる資質がコミュニケーション能力であり、単にユーザーの発言をコピーしてメーカーに伝えるだけであれば商社の存在意義はありません。ユーザーの発言を咀嚼し、メーカーが納得できるような形で伝えることが求められているのです。これこそが本当のコミュニケーション能力であると当社は考えます。

Q: 働くことの意義、仕事の「やりがい」とは何でしょうか?
A: 人は何のために働くのでしょうか?まずは、報酬を得るため。これは当たり前ですね。次に、共同体に所属する喜びを得る(職場の仲間と楽しく仕事をする)ため。これも大切なモチベーションです。
そして、最後には「自己実現」ということが重要なモチベーションになって来ます。自分のやりたい仕事を成し遂げた満足感、それを周りの人々に認められた幸福感は、何物にも代え難いものがあります。営業パーソンの駆け出しの頃はクレーム処理に追われて「仕事のやりがい」を見付けられない日々が続くのですが、コミュニケーション能力を磨くことにより次第にコーディネーター役として周りから認められ、そうして自分自身のネットワークが出来上がると今度は自分がやりたいように仕事が進められるようになり、初めて「この仕事をしていて良かった!」と思えるのです。

「この仕事をしていて良かった!」という境地に達するのに、どのくらいの年数が必要なのでしょうか?因みに、説明会に出席していた当社社員の答えは「最低でも5年ぐらいは必要」とのことでした。私の場合は10年ぐらい掛かりましたが…(苦笑)。

半導体エレクトロニクスH会議

標題の会議名ですがHorizontal会議の略、つまり横串の営業情報交換のための会議のことを当社では「H会議」と呼んでいます。

6/8(金)に全世界の半導体エレクトロニクス営業担当者が大阪本社に集まり、熱く情報交換を繰り広げました(私自身は、最後の総括で「熱さが足りない!」と発破を掛けてしまいましたが…)。特に、当社が注力しているLED、太陽光発電、二次電池、パワーデバイスに関しては個別のセッションが設けられ、市場動向や当社ビジネスの進捗状況に関する発表と討議が展開されました。

アジア各国(中国、韓国、台湾、タイ、マレーシア)と欧米(米国、ドイツ)のほぼ全ての拠点から営業担当者が参加しているのですが、日頃のメールや電話でのやり取りとは違う”Face to Face”の意見交換が出来ることがH会議最大の意義だと言えます。下の写真は会議後の打ち上げの模様。「飲みニケーション」はテレビ会議や電話会議では出来ませんので、年に一回ぐらいはこうやって集まるのも大切ですよね。

尚、9月には「自動車マシナリーH会議」と「情報ネットワークH会議」を開催します。この時にも、また違う顔ぶれが世界中から集まって来る予定です。

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